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  ☆ 競鯛会 ☆   チヌルネッサ兄弟の、姫路近辺での釣りブログです。

2009年05月28日

☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆

競鯛会チヌルネッサ兄弟の、紀州釣りのダンゴレシピを紹介しますアップ


あくまで、☆競鯛会☆独自の紀州釣りですので、コレで釣れる保証は無いですよ(笑)





紀州釣りの命とも言えるダンゴですが、

基本は、「米ぬか」と「砂」ですニコニコ

「米ぬか」と「砂」がベース材になるんですね♪

つまり・・・タダチョキ


まず、海岸の砂浜に行き、バケツ一杯分の砂を取って来ますダッシュ

☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆


この海岸の砂のままでも良いのですが、やはりゴミや小石等が混ざってるので砂をこします☆

☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆

私は家にあった調理器具をパクって・・・拝借してます。

100均でも売ってるかと思います。


☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆

粒の大き目の砂やゴミ、時にはタバコのカス等が残る事もあります。

全てこして(ゴミ等を取り除いて)、完了。



お次は「米ぬか」ですが、



結構な量です(汗)



まず、用意するのは・・・

☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆

バッカンと、柄杓?です。


この柄杓で量を計ります。



「米ぬか」をこの柄杓で20杯分入れます。

☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆


途中で何杯入れたか忘れてしまう事もしばしば・・・(汗)

一杯~♪二杯~♪三杯~♪と入れていきます。


☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆

20杯入れると、40cmバッカンの7分目くらいになります。



ここで、こした砂を入れていくのです・・・が!!


どれだけ入れるのか!?


競鯛会では、米ぬかと砂の入れる比率を、

5:1

としています。はじめた頃は4:1でしたが。


ここの比率は千差万別!!


砂をほとんど入れない方もおられますし、たくさん入れる方もおられます。


競鯛会が辿り着いた黄金率は、5:1です羽根

ただ、この比率にはイロイロありまして・・・


「質量比」と、「体積比」に分かれます。

私たちは質量の違う「米ぬか」と「砂」を柄杓ですくって杯量で計ってるので、体積比ですね☆


米ヌカを20杯入れたので、砂は??


そう、4杯ですね♪


先ほどバッカンに入れた20杯分の米ぬかの上に砂を入れていきますニコニコニコニコ

☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆


一杯~♪二杯~♪三杯~♪


☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆

はい!砂を4杯入れました!!


これを、均一になるようにマゼマゼ♪


ここでの注意点ですが、米ぬかと砂と明らかに重さが違います。

砂の方が重い(・_・;)


一気に底からガンガン混ぜていくと??

重量のある砂はガンガン底にたまって行くので、上から順番に混ぜるとムラなく混ざるワケです☆


しっかり混ぜて、ダンゴのベース材の完成テヘッ

☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆


これが紀州釣りのダンゴのベースになります♪


ここまで、タダですね(笑)


マルキューから、「紀州マッハ」という製品がありますが、私たちのベースはこの紀州マッハの代わりですね♪

ただ、「紀州マッハ」・・・めちゃくちゃイイです!!

でも・・・高いんです・・・(汗)

一袋で約1,000円します(◎o◎)

二袋は必要なので・・・出費が(大汗)


米ぬかと砂のベースでも十分なので、このベースを愛用してる競鯛会(貧乏会)です(爆)


弟のチヌオールスターは、このベースだけでチヌを釣りおります・・・(驚)

ベースだけで濁りは出ますが、集魚力とネバリがあまり出ないので、やはりある程度集魚材を入れる事をオススメします☆


では、何の集魚材をいれるか!?


これも千差万別!!


私は、必要最低限の集魚材で、勝負します!!

と、カッコイイ事言ってますが・・・(汗)

紀州釣りの名手 「永易啓裕」プロのダンゴを参考にアレンジしてるだけです(笑)


それでは、ベースにいれる集魚材とは!?





☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆


荒引きさなぎ 徳用を1/2袋

チヌパワー 徳用を1/5袋

押し麦を  200g程 


これだけです(笑)


荒引きさなぎ徳用を1/3袋でもイイです!集魚力は十分です☆

ただ、1/2袋までが限界ですね。入れすぎになります★

チヌパワー徳用は、1/6袋でも十分です♪

ただ、1/4袋までが限界です。入れすぎは良くありません(・_・;)

チヌパワーを入れる理由として、フカセ釣りでは集魚力アップが目的ですが、


紀州釣りでは違います!


多少の集魚力アップも期待しますが、真の目的は・・・


ダンゴにネバリを出すためです!!


チヌパワーをいれる事でネバリを出させ、握り易く、割れにくいダンゴにするんですね(^ω^)


押し麦は、チヌも好物ですし、視覚的集魚が目的です♪


荒引きさなぎやチヌパワーは、日の出渡船さんで売ってる物が安くてイイですね☆☆☆


荒引きさなぎ徳用  750円

チヌパワー徳用   800円


一回の釣行で、荒引きさなぎが1/2袋なので、750円÷2=375円

チヌパワー徳用が1/5なので、800円÷5=160円

押し麦は・・・200gくらいなので50円くらいでしょうか??


合計、585円ニコニコ

なんとも財布に優しい♪お父さん、どうですか!?(爆)


さなぎを1/2袋、チヌパワーを1/4にしても・・・625円(猛爆)


とても財布にecoですね(笑)


サシエは基本的に生オキアミで十分です☆

コーンやボケを遊びで持っていってもオモシロイですね♪

思わぬ大物が喰ってくるかも知れませんv(^ω^)v



さて、お次は!

大事な配合手順です晴れ

ベース材は事前作成してもOKですが、

配合材(さなぎ・チヌパワー・押し麦・海水)をベース材に入れてマゼマゼ♪するのは現地で行うことを

オススメします!!

なぜなら・・・



事前に作ると・・・





水分が飛ぶからです!!


まぁ、かなりの腕の持ち主さん方は事前に作ってますが(汗)




まず、ベースの上に、荒引きさなぎを広げます。

☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆

ここで海水を入れるんですが、水汲みバケツから両手で海水をすくって、


荒引きさなぎに吸わせるように海水をかけます


かける量として、子供が「ちょーだい♪」するような感じで両手で10杯分、まず入れます。

さなぎにのみかけてくださいね(さなぎに吸わせるように)☆


そして、混ぜます!


混ぜ方ですが、手のひらを広げて、なでる様に上から順々に混ぜていきます。

こんな感じ。
☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆

混ぜる途中、必ず「ダマ」が出来るので、それらを擦り崩すように混ぜていきます。


念入りに混ぜてください。


今回のベースの量としては、十分混ぜてからもう一度海水を入れます。


またまた同じく「ちょーだい♪」スタイルで、両手ですくって5杯分。


また混ぜます。今度は一気にガンガン混ぜてください♪

まんべんなく水分が混ぜ合わさると、第一段階完了アップ


目安としては、「ちょっと水分少ないかな?」くらいのカンジがベターです☆



確認の為、軽く握手をするくらいのチカラで片手でキュっと握ってみてください。

☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆


あんまりチカラを入れちゃダメですよ(・∀・)

軽く♪キュッ♪っと。


☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆

上図のように、頼りないながらも「固まり」が出来ればOKです!


☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆

このように、軽く♪キュ♪っと握って、パっと放した時にパサパサと崩れるようでは水分不足です。

あと3~5杯分の海水を両手ですくって入れてくださいね☆




このままでも十分紀州釣り出来ます☆







ベースとさなぎと海水を混ぜ終えた上に、チヌパワーと押し麦を入れます。

☆紀州釣り(ダンゴ)レシピ☆

これらを一気にガンガン!!


ムラなく混ぜて・・・





ルネッサダンゴ  完成アップ



仕掛けはフカセ釣りの仕掛けそのまんまでOKです♪

さぁ!真夏の紀州釣りへ!!

パラソル持って(爆)


意外に驚きますよ!

いままでフカセで・・・

「3ヒロで底やな!」って思ってたトコロが5ヒロ以上あったりビックリ


妻鹿波止7番なんて、時には竿2本くらいのタナがありますから(笑)

サシエを竿尻付近にして、ウキ止めがスプールの中!みたいな(爆)


紀州釣りは底を釣る釣りですから、攻めるポイントのタナと底の形状がよく分かります。


時には、かけ上がりや大きな穴を発見する事もあるので楽しいですよ☆


まぁ、好みの問題ですけどね(^ω^)


この記事が、紀州釣りをやってみようかな、はじめようかな♪と思われてる方の参考になれれば幸いです。


初心者の方は、タナが3ヒロ前後くらいのトコロが良い練習になってイイですよ♪


姫路遊魚センターか、大塩十三段波止辺りがオススメです。


妻鹿波止はちょっと深すぎます(汗)

ベテランの方との同行が一番ですね!上達も早いですし☆


私もこれからは、ダンゴで行きます!!



注意点として、ボラやフグの活性が以上に高く、エサ取り天国の時は、

あまり配合材(さなぎ・チヌパワー)を多く入れないでくださいね♪

さなぎを1/3、チヌパワーを1/6が良いと思います。

その代わり、押し麦を多目にいれてください☆


今回の配合材(さなぎ・チヌパワー)の分量比率は、

ベース材を、私の持つ柄杓で「米ぬか20杯」、砂「4杯」とした、
ベース材だけで40cmバッカン7~8分目の時の比率です。




この記事作るのに・・・めちゃめちゃ日数掛かったし・・・(汗)

なかちゃん褒めてください(爆)




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この記事へのコメント
苦労されたんですね!?お疲れ様でした!!


本当に、パチパチものですね?
これだけ頑張って御奉仕的な記事を載せたのですから
次回は久しぶりに爆釣するのでは!??

今度行かれたときは期待させて頂きますね!
是非ともデカイの釣ってくださいね!!

私は又、懲りずに行ってきます!(笑)。
Posted by もんちゃん at 2009年05月28日 22:30
チヌルネッサさん、こんばんは!

最近、音沙汰が無いなぁ~と思ったら!
超長文記事を書かれていたんですね!?(驚)
お疲れ様でした!
今夜はゆっくり休んでください!!(笑)
今年は紀州釣りをやってみようかなぁ~と思い
最近、色んなHPを見て調合方法を見ていました。
まさかルネッサさんが手の内を明かすなんて・・・(驚)
十分に解る内容でとっても参考になります!
でも、家の近所に精米機ないんですよね・・・都会すぎて(爆)
今度、妻鹿に行ったら精米機探してみます!(笑)
でも、もう少しフカセかなぁ~!!??

お疲れ様でした!!
Posted by なかちゃんなかちゃん at 2009年05月28日 22:37
もんちゃん、こんばんは。

まぁ、競鯛会独自のダンゴですから・・・保証は無いです(笑)
明日、行くの??
Posted by チヌルネッサ at 2009年05月28日 22:51
なかちゃん、こんばんは。

いや・・・あの・・・
この記事を書いてたからお留守では無いですよ??(笑)
都会には精米機が無いんですね!?
こちらには、わんさか有ります(爆)
紀州釣りは梅雨明けくらいからがオススメです(^ω^)
Posted by チヌルネッサ at 2009年05月28日 22:55
ものすごい詳細に解説しながらのダンゴ作り大変でしたね
黄金比だけでなく、エサトリ対応の比率まで公開してくれて
ダンゴに挑戦する人には有難いと思いますね
夏のエサトリの多い時期にダンゴで底を釣ってると
タナ取りや底の形状が分かり、今後のフカセに役立ちそうですね
でも暑い中、じーーっとしてられないガッツだす!は
梅雨グレ釣りで一息入れてお休みしちゃいますw
またダンゴでの釣行・釣果期待しています!勉強させてもらいます^^
Posted by ガッツだす! at 2009年05月29日 01:38
ガッツだす!さん、こんばんは。

ダンゴに挑戦される方の参考になれれば、幸いです♪
フカセでよく行くポイントにダンゴで攻めると、フカセで行く時の参考になるのでイイですよ☆

グレに変更されるんですね(≧ ≦)
私は早くダンゴで釣りたいです(笑)
Posted by チヌルネッサチヌルネッサ at 2009年05月29日 21:21
こまわり君、こんばんは。

ご指摘ありがとうございます♪
早速・・・(笑)
というか、へたくそさんですね!?
Posted by チヌルネッサチヌルネッサ at 2009年05月29日 21:23
 
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