紀州釣りの命とも言えるダンゴですが、
基本は、「米ぬか」と「砂」です
「米ぬか」と「砂」がベース材になるんですね♪
つまり・・・
タダ
まず、海岸の砂浜に行き、バケツ一杯分の砂を取って来ます
この海岸の砂のままでも良いのですが、やはりゴミや小石等が混ざってるので砂をこします☆
私は家にあった調理器具をパクって・・・拝借してます。
100均でも売ってるかと思います。
粒の大き目の砂やゴミ、時にはタバコのカス等が残る事もあります。
全てこして(ゴミ等を取り除いて)、完了。
お次は「米ぬか」ですが、
結構な量です(汗)
まず、用意するのは・・・
バッカンと、
柄杓?です。
この柄杓で量を計ります。
「米ぬか」をこの柄杓で20杯分入れます。
途中で何杯入れたか忘れてしまう事もしばしば・・・(汗)
一杯~♪二杯~♪三杯~♪と入れていきます。
20杯入れると、40cmバッカンの7分目くらいになります。
ここで、こした砂を入れていくのです・・・
が!!
どれだけ入れるのか!?
競鯛会では、米ぬかと砂の入れる比率を、
5:1
としています。はじめた頃は4:1でしたが。
ここの比率は千差万別!!
砂をほとんど入れない方もおられますし、たくさん入れる方もおられます。
競鯛会が辿り着いた黄金率は、
5:1です
ただ、この比率にはイロイロありまして・・・
「質量比」と、「体積比」に分かれます。
私たちは質量の違う「米ぬか」と「砂」を柄杓ですくって杯量で計ってるので、体積比ですね☆
米ヌカを20杯入れたので、砂は??
そう、4杯ですね♪
先ほどバッカンに入れた20杯分の米ぬかの上に砂を入れていきます
一杯~♪二杯~♪三杯~♪
はい!砂を4杯入れました!!
これを、均一になるように
マゼマゼ♪
ここでの注意点ですが、米ぬかと砂と明らかに重さが違います。
砂の方が重い(・_・;)
一気に底からガンガン混ぜていくと??
重量のある砂はガンガン底にたまって行くので、上から順番に混ぜるとムラなく混ざるワケです☆
しっかり混ぜて、ダンゴのベース材の完成
これが紀州釣りのダンゴのベースになります♪
ここまで、タダですね(笑)
マルキューから、「紀州マッハ」という製品がありますが、私たちのベースはこの紀州マッハの代わりですね♪
ただ、「紀州マッハ」・・・めちゃくちゃイイです!!
でも・・・高いんです・・・(汗)
一袋で約1,000円します(◎o◎)
二袋は必要なので・・・出費が(大汗)
米ぬかと砂のベースでも十分なので、このベースを愛用してる競鯛会(貧乏会)です(爆)
弟のチヌオールスターは、このベースだけでチヌを釣りおります・・・(驚)
ベースだけで濁りは出ますが、集魚力とネバリがあまり出ないので、やはりある程度集魚材を入れる事をオススメします☆
では、何の集魚材をいれるか!?
これも千差万別!!
私は、必要最低限の集魚材で、勝負します!!
と、カッコイイ事言ってますが・・・(汗)
紀州釣りの名手
「永易啓裕」プロのダンゴを参考にアレンジしてるだけです(笑)
それでは、ベースにいれる集魚材とは!?
荒引きさなぎ 徳用を1/2袋
チヌパワー 徳用を1/5袋
押し麦を 200g程
これだけです(笑)
荒引きさなぎ徳用を1/3袋でもイイです!集魚力は十分です☆
ただ、1/2袋までが限界ですね。入れすぎになります★
チヌパワー徳用は、1/6袋でも十分です♪
ただ、1/4袋までが限界です。入れすぎは良くありません(・_・;)
チヌパワーを入れる理由として、フカセ釣りでは集魚力アップが目的ですが、
紀州釣りでは違います!
多少の集魚力アップも期待しますが、真の目的は・・・
ダンゴにネバリを出すためです!!
チヌパワーをいれる事でネバリを出させ、握り易く、割れにくいダンゴにするんですね(^ω^)
押し麦は、チヌも好物ですし、視覚的集魚が目的です♪
荒引きさなぎやチヌパワーは、日の出渡船さんで売ってる物が安くてイイですね☆☆☆
荒引きさなぎ徳用 750円
チヌパワー徳用 800円
一回の釣行で、荒引きさなぎが1/2袋なので、750円÷2=375円
チヌパワー徳用が1/5なので、800円÷5=160円
押し麦は・・・200gくらいなので50円くらいでしょうか??
合計、585円
なんとも財布に優しい♪お父さん、どうですか!?(爆)
さなぎを1/2袋、チヌパワーを1/4にしても・・・625円(猛爆)
とても財布に
ecoですね(笑)
サシエは基本的に
生オキアミで十分です☆
コーンやボケを遊びで持っていってもオモシロイですね♪
思わぬ大物が喰ってくるかも知れませんv(^ω^)v
さて、お次は!
大事な配合手順です
ベース材は事前作成してもOKですが、
配合材(さなぎ・チヌパワー・押し麦・海水)をベース材に入れてマゼマゼ♪するのは現地で行うことを
オススメします!!
なぜなら・・・
事前に作ると・・・
水分が飛ぶからです!!
まぁ、
かなりの腕の持ち主さん方は事前に作ってますが(汗)
まず、ベースの上に、
荒引きさなぎを広げます。
ここで
海水を入れるんですが、水汲みバケツから両手で海水をすくって、
荒引きさなぎに吸わせるように海水をかけます
かける量として、子供が「ちょーだい♪」するような感じで両手で10杯分、まず入れます。
さなぎにのみかけてくださいね(さなぎに吸わせるように)☆
そして、混ぜます!
混ぜ方ですが、手のひらを広げて、なでる様に上から順々に混ぜていきます。
こんな感じ。
混ぜる途中、必ず「
ダマ」が出来るので、それらを擦り崩すように混ぜていきます。
念入りに混ぜてください。
今回のベースの量としては、十分混ぜてからもう一度海水を入れます。
またまた同じく「ちょーだい♪」スタイルで、両手ですくって5杯分。
また混ぜます。今度は一気にガンガン混ぜてください♪
まんべんなく水分が混ぜ合わさると、
第一段階完了
目安としては、「ちょっと水分少ないかな?」くらいのカンジがベターです☆
確認の為、軽く握手をするくらいのチカラで片手でキュっと握ってみてください。
あんまりチカラを入れちゃダメですよ(・∀・)
軽く♪キュッ♪っと。
上図のように、頼りないながらも
「固まり」が出来ればOKです!
このように、軽く♪キュ♪っと握って、パっと放した時にパサパサと崩れるようでは水分不足です。
あと3~5杯分の海水を両手ですくって入れてくださいね☆
このままでも十分紀州釣り出来ます☆
が
ベースとさなぎと海水を混ぜ終えた上に、チヌパワーと押し麦を入れます。
これらを一気にガンガン!!
ムラなく混ぜて・・・
ルネッサダンゴ 完成
仕掛けはフカセ釣りの仕掛けそのまんまでOKです♪
さぁ!真夏の紀州釣りへ!!
パラソル持って(爆)
意外に驚きますよ!
いままでフカセで・・・
「3ヒロで底やな!」って思ってたトコロが5ヒロ以上あったり
妻鹿波止7番なんて、時には竿2本くらいのタナがありますから(笑)
サシエを竿尻付近にして、ウキ止めがスプールの中!みたいな(爆)
紀州釣りは底を釣る釣りですから、攻めるポイントのタナと底の形状がよく分かります。
時には、かけ上がりや大きな穴を発見する事もあるので楽しいですよ☆
まぁ、好みの問題ですけどね(^ω^)
この記事が、紀州釣りをやってみようかな、はじめようかな♪と思われてる方の参考になれれば幸いです。
初心者の方は、タナが3ヒロ前後くらいのトコロが良い練習になってイイですよ♪
姫路遊魚センターか、
大塩十三段波止辺りがオススメです。
妻鹿波止はちょっと深すぎます(汗)
ベテランの方との同行が一番ですね!上達も早いですし☆
私もこれからは、ダンゴで行きます!!
注意点として、ボラやフグの活性が以上に高く、エサ取り天国の時は、
あまり配合材(さなぎ・チヌパワー)を多く入れないでくださいね♪
さなぎを1/3、チヌパワーを1/6が良いと思います。
その代わり、押し麦を多目にいれてください☆
今回の配合材(さなぎ・チヌパワー)の分量比率は、
ベース材を、私の持つ柄杓で「米ぬか20杯」、砂「4杯」とした、
ベース材だけで40cmバッカン7~8分目の時の比率です。
この記事作るのに・・・めちゃめちゃ日数掛かったし・・・(汗)
なかちゃん褒めてください(爆)
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